東京新橋@懐石高野
2010年 09月 30日
久しぶりにお邪魔しました
1年ぶり???
いやいや2年ぶりでした。。。
新橋駅の程近くにある懐石料理のお店
『懐石 高野』
高野さんとのご縁は一本の電話から
「おたくで鍋が作れるって聞いたことがあるんだけど?今も作れる?」
私 「???」 何のことやら。。。
これがカレコレ2年前
聞くと昔々うちの店で銅鍋のカスタマイズが出来ると聞いたとのこと
そんなこともうちの店はやってたんだぁ スゴイ!っと
この話しには色々あつ~いエピソードがあるので
長くなりすぎてしまいます。 なのでカット
(でも私のドーグや人生で無くてはならないとっておきエピソード) ははは
こちらのご主人はもちろん料理に妥協はありません
探究心が旺盛で道具にも真剣に向き合います。
ご主人のお陰で ドーグやとは? を沢山考える機会を得られました。
あの時は冷や汗の連日だったけどとても楽しかったな^^
今回は時々ゴハン会をする取引先の美人担当者さんのリクエストで
2度目の来店となりました
懐石高野さんはご夫婦でお店を営んでおります
ご主人のお料理とこれまた素敵な奥様のオススメワインで
食事を楽しめます。
奥様はシニアソムリエの資格を取得していて
ワインスクールの講師も勤めているんですって!!
ご主人の食材のお話しや道具のお話しは本当に幅が広く
聞くもの全てが楽しいものばかりですが
輪をかけて奥様のトークが絶妙なのです☆
久しぶりに訪れた新橋界隈
メトロの階段を上がると大型家電量販店
この光景には免疫があるのだけれど
深夜の御用達だったケーキ屋さんなくなってたぁ!!
これにはちょっとだけ切なさを感じました
2階が喫茶コーナーでよく時間つぶしに行ったっけなぁ
お土産用の『カツサンド』が美味しかったのよ~
(現在はお寿司屋さんになっています)
大通りの一本裏手の路地に建つビルの2階に懐石 高野さんはあります
少し分りづらい場所なのですが
ソレがまたココロをくすぐるのです
「おひさしぶりで~す」
っと扉を開けるとお二人で迎えてくださいました
表の喧騒を消してくれる和の空間っていいですよねぇ
ついオトナぶりたくなります
さて、いよいよ楽しい演目のはじまりぃ
前菜 かわはぎ酒盗合え
最初にビールを頂いたんですけどね
これにはやっぱりポン酒ということでオススメ日本酒は
酒 上喜元(山形)
くぅ~ 一番目から強力です ここで既に寄り道状態先に進めません
椀 甘鯛 松茸
今年お初のマツタケです
ふわぁ~と香りがたち、ようやっと秋の訪れなんだな と一息
向附 鬼かさご 縞鯵
水揚場所聞くの忘れちゃった。。。
ご主人は産地にも注目してるから
焼物 真魚鰹
口に運ぶとですね身汁が じゅっ と溢れるんです
更に皮が ぱりっ? かりっ? さくっ? とんでもなく好みな さっくり加減
蒸物 太刀魚東寺蒸
こちらも松茸の香が立ちこめる逸品
太刀魚の身もふっくらで幸せ
揚物 かき揚 帆立 蝦蛄 海老 栗 銀杏
まだまだお酒も楽しみたいのですが
もうこのかき揚でゴハンが食べたいです
さらに天茶漬けになんてしたら怒られちゃうかな でもやってみたい!
油物 佐賀牛ステーキ
お肉は口の中で溶けてしまう霜降りも昔は好きでしたが
今は存在感のある食感を求めてしまいます
佐賀牛はやさしくさらっとしたお味 いつまでも食べられちゃいます
お食事 羽釜飯 赤だし椀
懐石高野さんといえばコレ 演目のクライマックス
羽釜で炊く飯 御飯への想いがひとしおです
丁寧に 丁寧に
一粒ずつおコメをやさしく起こしてあげてる様に感じます
ツヤピカな御飯は頬張るのが一番
はふっ はふっ って箸が踊るというかねっ
テンポよく運ばれる感じが楽しいのです^^
赤だしのお椀も山椒が利いていてご一緒した彼女は
コレが忘れられないのだそう
デザート 柿 巨砲
あ~今日も幸せ♪ 懐石はエンターテイメントだね
今度は近いうちに冬の懐石(演目)を楽しみたいなぁ
只今ご主人が凝っている瓢箪型の入れ物
こちらを作る職人さんがとても少なく入手がとっても困難なのだとか
ナルホド~
「本物の瓢箪は?」と質問したところ
「。。。ヤダ」 でした。
次回が楽しみです 瓢箪増えてるかなぁ
感謝☆
by subete_wa_hitotu
| 2010-09-30 07:31
| Les bons restaurants